書名 | 愛され姫はワルツを踊れない |
価格 | 500円 |
規格 | 文庫148頁/カバー |
収録 | 「氷の王子はワルツを踊る」 |
「聖娼の乙女」 | |
「屍蝋の姫と落日の王」 | |
通販 | Amazon(予定) |
試読 | pixiv |
――その国には、魔女に呪いを受けた「氷の王子」がいる。
南方の山里から、北の果ての凍土へと嫁してきた娘・ウルヤ。彼女は王子の呪いを解く為に、故郷から捧げられた花嫁だった。触れるものすべてを凍りつかせる美貌の王子・ユヴェールは、彼女の愛に触れ、氷のごとく冷たい心もやがて雪融けを見る。
「氷の王子はワルツを踊る」六華キララ
雪国
エリカは、七年の月日を過ごした曠野の塔を出て、故郷に戻ることとなる。
ひそやかな異変を迎えた故郷で、彼女は元婚約者の青年ミシュと出会う。ミシュが言うには、エリカは彼と婚礼を挙げ、《新婚旅行》に出向かねばならない。
エリカは戸惑いながらも、彼に従うこととなるが。
「聖娼の乙女」青蔦ざくろ
砂漠
死してなお肉体から離れることのできないワシリーサと、滅びゆく王国を押しつけられることになる王子の、十三年にわたる逢瀬の物語。
――あるいは、とある少年が王を偲んで紡いだ哀歌。
「屍蝋の姫と落日の王」ランブルス子・ロゼ
湖の国